動物も一緒
こんにちは。
お久しぶりです。TeamGrinn歯科衛生士みやさかもえです。
みなさまお元気にお過ごしでしょうか?
2巡目がまわってきました♪
今回は、私が飼っていた犬と歯科にまつわるお話です。
私はこれまで4匹のわんちゃんを飼ってきました。
子犬から育てた子と成犬から縁あって里親をさせてもらった子など、我が家に来た経緯は様々です。
今日本は世界一の長寿の国ですが、ペットの寿命も延びていることをご存知でしたか?
2008年から2017年での10年間で犬は0.7歳、猫は0.5歳、人間の年齢に換算すると犬は約4~5歳、猫は約3~3.5歳分の延びになるそうです。
同じくこの10年で、日本人の平均寿命の延びが男性1.8歳、女性1.2歳であることから、犬猫の寿命は飛躍的に延びていると言えます。
我が家も15年から17年近く可愛い姿をみせてくれていました。
そして、人間も動物も長く生きるということはそれだけ病気になる可能性も高くなります。
我が家の子もそれぞれ色々な病気と闘ってきました。
かかりつけの動物病院では対応できず、紹介状を書いて頂き設備の整った大きい病院に行くことも少なくありませんでした。
そのなかでも犬を飼う者として歯科衛生士として後悔している事があります。
うちの犬は4匹とも歯みがきが大嫌いでした。
どんな手を使ってもやらせてくれることはなく、そのうちまぁいっかと諦める気持ちも出てきて、そこに関してあまり手を掛けることはなくなりました。
そんなある日、チワワの女の子(名前:さくら)の歯が抜けはじめました。
さくらは一度だけ麻酔をして歯石を取ったことがあります。
しかしその後も歯みがきはできていなかったので、歯石がたまるのは当然で案の定重度の歯周病になってしまいました。
チワワの中でも小さめだったさくらが何度も全身麻酔をするのは難しく歯石をとる事が出来なくなりました。
少しずつ顎の骨も溶け、亡くなるころのさくらは下顎の右側は骨がなくなり触るとポヨポヨしていました。
さくらの歯が抜けはじめて数年後、前足の関節が大きくボコっと腫れたことがありました。
昨日まで何ともなく生活していたので急いでかかりつけの先生にみてもらいました。
レントゲンを撮っても血液検査でも原因はわからず、数日様子をみることになったのですが、腫れが引いてきたと思ったら別の関節や他の足が腫れたりして、再度診察にいき大きい病院を紹介していただきました。
結果はリウマチ。
その後、免疫抑制剤を服用したりして加齢により積極的な治療をやめる決断をするまで約6年通院を続けました。
そんな通院をしている中で、発表されたのが2015年歯周病と関節リウマチの発症の相関についてでした。
ただただごめんねと思うことしか出来ず、今度犬を飼うことがあれば、人間同様小さいうちから食後の歯みがきに慣れさせるようにしようと心に誓いました。
最近知ったのですが、犬猫専門の歯科医院もあるようです。
もっと早く知っていれば良かったです。
以前このブログでもメンバーが愛犬の歯みがきについて書いています。
ぜひご覧ください!
※写真は我が道を行く性格の3匹が偶然一緒に撮れたもの・・・♥さくらは白黒のロングコートチワワです。
日なたぼっこが好きな子たちの人気スポットでした。