抜けた乳歯の行方は、、
歯科衛生士の児矢野茜です!
最近は寒くなったり暑くなったり、
クーラーをつけたり、暖房をつけたり、、
気温調節に苦戦する毎日です。笑
皆さんも風邪など引かないようにしてお過ごしくださいっ!
この間6歳の甥っ子と過ごしていた時、
お昼ご飯を一緒に食べていたら、、
『なんか歯がいたい!!』と甥っ子。
食べ終わった時に、、
『なんか取れた!!』
なんと、人生初の乳歯が抜けました!(*´-`)
姉に抜けた乳歯はどうしたらいいの?と
聞かれ、
自分の時は下の歯は屋根の上に投げたな、、と思い返して、
何故そうしているのか?調べてみました!
〝抜けた歯は日本では、上の歯が抜けた時は縁の下へ、下の歯は屋根の上に投げるという風習がありますよね。
「ネズミの歯のように強くなーれ!」や「ネズミの歯と変ーわれ!」というような願いを掛けることが多いようです。ネズミの歯が後から後から伸び続けることにあやかったのでしょう。
同じようなおまじないは、世界各地にあり、お願いする相手も、ネズミはもちろん、小鳥、カラス、すずめ、お月さま、聖ヨハネなど、多種多様です。
また、お日様に向かって投げたり、畑に埋めたり、ネズミの巣穴に入れたり、パンに埋め込み動物に食べさせたり、と方法もいろいろです。”
とありました。
ネズミの様な強い歯にあやかり、掛け声をする、パンに埋め込むのは驚きでした、、!
そして私がニュージーランド留学中に
そうなんだ!!
と驚いた抜けた乳歯の行方も
お話ししたいと思います!
「Tooth Fairy」!
言葉の通り、歯の妖精です。
西洋では、抜けた歯を枕の下に置いておくと、寝ている間にこっそりTooth Fairyが来て、抜けた歯を、コインやプレゼントに取り替えてくれるそうです。ニュージーランドではゴールドコインが一般的です。サンタクロースの様なお話にわくわくしますよね!
このTooth Fairyにも、子供の成長の喜びや記念の意味があり、歯が抜ける、という事に子供が恐怖を覚えないように、という願いも込められているそうです!
ただ、このTooth Fairy、虫歯になっていないきれいな歯しか交換してくれない、とも言われているようで、子供にきちんと歯磨きをさせる動機づけにもなりますよね!
アルバイトさせて頂いていた、
ニュージーランドの歯科医院でもこの本が置いてあり、
患者さんにもその様に伝えていて、驚きと共に乳歯の虫歯予防にもなるなぁ、、
素敵だなぁと思っておりました。(*´-`)
国により色々な方法があるな、
面白いと思いました!
また、ニュージーランドでも日本でも
乳歯ケースに保管される方もいらっしゃるみたいですね(*´∀`*)
ただ、乳歯が抜けたら
そのまま保管ケースに入れてはいけません。
抜けた歯には血液や細菌がついている場合があるので、きれいに洗って消毒してから保管します。
①容器に乳歯とオキシドールを入れ、一晩浸けておく
②歯ブラシやつまようじで汚れや歯肉をしっかりと落とす
③水でよく洗い流し、除菌シートで拭く
④清潔なガーゼやティッシュで拭いて、よく乾燥させる
もし、保管される方はこちらの手順でしっかり消毒し、保管してみて下さい(*´-`)
甥っ子は結局、屋根上に投げたみたいです^o^
強いしっかりした永久歯が生えます様に☆
以上、抜けた乳歯の行方についてでした!